RiKiKi:photo:labo トイカメラ実験室

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湯西川 Archive

歌舞伎町

実は竜王峡

突然姿を消した婚約者を追って、わたしは新宿・歌舞伎町の、
彼が通っていたはずのバーを手当たり次第に探した。

煙草の煙が渦巻く中、
カウンターに群がる薄布を無造作に纏っただけの獣のような
決して若くもない女たちに彼の写真を見せる。

「あの・・・この人ここに来てませんでしたか?」

ひとりの女がぷはーっとわたしの顔に煙を吐き出したあと、
甲高い声で笑いながら答えた。

「なにこれぇー、いつの時代って感じぃー。」
「最近のものなんですけどね・・・」

カチンときたが、気を悪くさせないよう、軽くうなずく。
他の女たちも、取りあうように写真を手にしながら
口々に勝手なことを言った。

「うわっ、メット被ってンじゃネェの?」
「こんなの来たら、チガウ意味でアブないッつぅのぉー。」

確かめるようにそれぞれの女たちの顔を追っていく。

「あははぁ!なにこのポーズ!勘違いもいいトコじゃん!」
「売れないアイドルのレコジャケ?しかもソノシートじゃないのぉ〜?」
「ちょっとおネェちゃん、来る場所まちがってんじゃなぁい?」

本当にまちがえた、と思った。

女たちの輪からすこし外れて、
長い髪のカツラに時代遅れなワンピースを着た内股の彼が
おろおろしながら無言でこちらを見つめていたのだ。

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Diana+ との帰り道

雪の中のかき氷やさん

この寒いのに・・・かき氷?


トンネル

Diana+ では初のバルブモードにチャレンジ!
・・・失敗。


ポートレイト


やっぱり笑顔の隠し撮り。

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Diana+ でクロスプロセス ・・・ 湯西川

ほこほこ

寒い中でのヤマメの塩焼き、おいしかった!

プラスティックレンズだから?
突然くもったり、光モレしたり・・・
Diana ちゃん、なかなか手強いぞ。


Diana+ が見た朝日

Diana ちゃんが好きなもうひとつの理由は、
逆光で撮ったときに現れるオモチャみたいなプリズム。

おともだちのプリズム写真を見たときにひとめぼれして、
どーうしても欲しくなっちゃったカメラなんだけど
やっとイメージに近い1枚が撮れました♪


湯西川のおひさま

これは単純に大好きな写真。
ミラクルでもなんでもないんだけど・・・

木が大好きだからかな?

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湯西川温泉の雪

湯西川の雪


湯西川温泉


ひさびさの家族旅行で行った湯西川温泉。
ひさびさの雪がお出迎えです。ありがとう。

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巴里まで9999km

念願の Diana+ 手に入れました♪

Diana+ は赤窓から光漏れしちゃったり
プラスチックレンズだから突然くもっちゃったり
フィルムのナンバーが写真に映りこんじゃったりして
2度と同じ写真が撮れない、とっても未完全で、
でもとってもアーティスティックで素敵なカメラ!

初めて撮ったフィルムの最後の1枚がこちら。

巴里まで9999km


巴里まで9999km

彼がはるか海を渡って東京にきてから3か月が経つ。
昼と週末は都内のあちこちを巡りながら、夜はインターネットで
パリでつとめていた会社と通信し、仕事をこなす毎日。

祖国を懐かしむ暇などないくらいあわただしい日々を過ごす中、
彼は日本の家族とともに北へ小さな旅をするチャンスに恵まれた。

その日は運悪く、関東地方には大雪警報が出た。
それでも旅は決行された。

大雪の中をのんびりと、列車は走る。
雪景色を見ながら開放された時間の中で、彼は久しぶりに
故郷の雪景色に、真っ白に包まれる母屋に想いを馳せた。

薪がぱちぱちと音を立て、周りでは家族たちの笑い声。
暖炉の炎と家族のぬくもりが心臓を貫くようだった。

エッフェル塔から東京までの距離は9999kmだと
どこかで読んだ記憶が蘇る。

「・・・遠いなあ」
「うーん、そうだね、電車で3時間はちょっと遠いね。
 そろそろ12時だから、お昼でも食べよっか?」

遠い目をしていた彼をファインダからのぞいていた彼女は
それが郷愁だとも気づかずにとんちんかんな返事をした。

「おむすび、用意してきたんだ。」
「おむすびか。パリでもよく作ってくれたね。」
「得意料理だもん♪」

料理なのか・・・?と思いつつも、
気をそらそうとしてくれている彼女のやさしさだと、
おむすびの包みに手をのばした。
そんな彼女といっしょの東京も悪くないな、と思いながら。

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